治療について | こもれびクリニック - 江古田駅から徒歩1分、練馬区の児童精神科・精神科・心療内科
治療について
精神療法
医師がお話を聞きます。お子さまの年齢によっては、保護者と別々に聞くこともあります。それぞれのお話を総じて症状を軽くする道を見つける作業のお手伝いをします。
また、発達に課題があるお子さんの場合は、ご本人がどのように感じているのかを想像し、発達を促す接し方を考えたり、困りごとへの対処の仕方をなるべく具体的に提案していきます。
薬物療法
「精神科の薬は怖い」というイメージがあるかもしれませんが、症状が重く急を要する場合やご本人の苦痛が大きい場合など、薬を服用する方が良い場合があります。6歳未満のお子さまに薬が必要なときは基本的に漢方薬を処方します。
当院の服薬への考え方は①効果を感じる量 ②副作用が出ない量 ③服薬に苦痛を感じない量 ④依存性がない、もしくは少ない薬 ⑤必要がなくなれば中止する です。
自然と、必要最小限の量になります。
個別療育
言葉の遅れがある、言葉でのやり取りが難しい、視線が合いにくくコミュニケーションが取りづらい、指さしやジェスチャーが少ない、人への興味が薄い、などの様子がみられるお子さまが対象です。主に幼児期全般を対象としておりますが、1歳半~3歳頃の早期療育を得意としております。小学生以降のお子様も、ご希望がございましたらご相談ください。
当院の療育は、Early Start Denver Modelなど、専門的な手法に基づいた療育を行います。主には、お子さんがセラピストとの遊びを通じて、人と触れ合う楽しさを体験することで、人への興味や「伝えたい」気持ちを育てるものです。
個別療育だけのご利用はできません。まずは診察の中で療育的なアドバイスをしながら、お子さまが個別療育を受けた方が良いかどうか相談していきます。
療育を受けるには別途6,600円/50分/回が必要となります。
心理カウンセリング
当院では、日常のなかでの様々な不安なことや困りごとに対応します。話をしたり、遊んだりする中で、自分の気持ちや思いを表現したり、自分の気持ちに気づいたり、受け入れたりしながら、“気持ちが軽くなった”、“自分らしく過ごせるようになった”と思えることを目指していきます。
カウンセリングには、別途6,600円/50分/回が必要となります。
また、カウンセリングだけのご利用はできませんので、まずは診察を受けてください。その中で、カウンセリングの対象となるかどうかを相談していきます。
認知行動療法に基づいたカウンセリング
認知行動療法に基づくカウンセリングでは、問題や困りごとがなぜ生じているのか、感情・認知・行動・身体反応・環境の枠組みを使って整理したうえで、必要に応じて、①環境を変える・②行動を変える・③考え方を変える練習を一緒にしていきます。
遊びを通したカウンセリング
プレイセラピーや治癒的遊びなどでは、『遊び』を通して、お子さんが自分の気持ちや考えや行動を表現したり探索したりすることを促していきます。そして、遊びのなかでのセラピスト(心理士)との関係のなかで、お子さんが自分自身のことを主体的に自由に表現することへの、安全・安心感につなげていきます。
トラウマ治療
不登校・自傷行為などの問題行動や不安・緊張が強いといった生きづらさの背景に、トラウマが影響している可能性があります。トラウマは、心と身体のつながりを壊し、周囲の人や社会とのつながりも壊してしまうのです。問題行動は、子ども自身が困っていて、必要に応じてとった適応戦略であるとトラウマを念頭に置いて理解すると、サポートの手立てを講じやすくなるかもしれません。
当院のトラウマ治療では、お子さんのレジリエンス(回復力、強み)に注目しながら、心と身体のつながりを修復できるよう、お一人お一人に合わせた関りを試みていきます。カウンセリングで安全・安心の感覚を取り戻し、心と身体がしっかりとつながるようになると、お子さんは自分に内在する力を信じることができるようになります。それがひいては、他者への信頼、世界への信頼へと広がっていきます。
診療時間
電話受付は9:00~12:00、13:15~16:30です。
初診予約の方は少しお時間がかかりますので、終了時刻より10分前までにお願いいたします。
※完全予約制です。ご予約の上ご来院ください。
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